思い付き ☆14 子供の虐待について
子供の虐待が問題になっている。虐待はなぜ起きるのか。様々な理由があると考えられるが、必要かつ重要なこととして、以下を考えてみてはどうか。
1.子供を自分の所有物のように考えることは間違いである。
子供が親の所有物ではないことが社会としても理解し始めているように見える。これは文明が発達し、人間という意味がわかるようになるにつれて、人々の認識にも変化が生じるからである。
親不孝者と子供を叱る親は、自分で自分達を不幸にしている。親が子供の意思を尊重せず、理解せず、子供に怒りをぶつけるからである。子供が言うことを聞かないのは、親が人間という意味を、子供の意味を、十分に理解していないからである。
シリーズ 14 「学習すること」の意味について
人間社会が抱えるたくさんの問題の根底にある原因の一つは
人間が「学習することの意味」を認識していないからではないか。
2.躾(しつけ)に対する考えに間違いがある
人間は長い間、この躾(しつけ)を教育と混同して考えてきたのではないか。
人間も動物並みに、躾(しつけ)が大切だと教えられてきた。ここに重大な間違いがある。人間は動物並みの存在ではないからである。
シリーズ 11 「教える、教育する、学習する」の意味についての考察
3. 命とは何か、誰が創ったか、誰のものか、命の目的、殺すことの意味、死の意味、自殺に関する問題点
シリーズ 8 命についての考察
これらのシリーズは子供を育てる上で、人間を理解する上で、必要かつ重要な情報を提供するものであると理解していただけるなら幸いに思う。
マイケル アレフ
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