マイケルアレフの
ことばの認識は世界を変える
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言葉の修正ガイド
 一覧表  (制作中)
 
分類番号  1.ことば、2.脳と考える力、3.価値観と具体例 4.人間 5.単語の意味、他

               1. ことば (言葉)    
 内容  ことば、実体、五感、単語、知識、情報、言葉の媒体、会話

ことば

言葉 


このサイトでは、初め「ことば」を人間の言葉と考えていたが、生命体とその細胞を含め、地球も宇宙も、あらゆるものが情報を伝えるものであることから、人間の言葉は「ことば」の一部であると考えるようになった。

ことばは、情報を伝えるものすべてを意味し、人間の思考を越えるものであり、「ことばは全てである」と表現できるほど、現時点では新たな考えや定義が必要であるように思える。
ことば」は、情報を伝えるシステムであると考える。

人生に意義があるのは、人間に言葉があり、考えることができるからである。
もし言葉による考える能力が無いなら、人間は生きていることさえわからない。
人間の言葉は、人間が知的生命体である理由、存在の意味を知ること、人間が進歩する背景である。それ故、言葉は、事実である現実を、あるがままの真実を、理解するためにあると考える。

のサイトでは、人間の「ことば」を「言葉」と漢字表記で表す。

人間の言葉は人間の脳が五感を通して得た実体に関する情報そのものと、それを人間がわかるように、実体を物の名前に置き換えた単語などの総称である。

実体 
実体は五感によって認識される対象のことである。

言葉にはその対象が 1.実体であるもの、2.実体としては直接認識できないが、科学の力で事実として受け入れられているもの、3.対象は無いのにあると思い込んでいるもの、の少なくても三つがある。

言葉は無限の情報を取り扱うために様々な媒体を作り出し、人間が情報を伝え、利用するために作ってきたものと考える。

五感 
五感は人体の外から入力される刺激を受け取る主な入力器官のことで、眼で見る・耳で聴く・鼻で匂いを嗅ぐ・舌で味う・手や体などで触ることによる五つの感覚のこと。

五感により認識できる範囲と言葉により伝えることのできる範囲には大きな違いがあり、見た映像、食べた味、聞いた音などは、言葉でその全てを伝えることができない。

単語 
単語は、実体の代わりに、脳が五感から得た情報をその物のイメージを名前として情報を伝えるもので、人間の言葉の基本である。単語は物などに付けた名前のことである。

人間の脳は五感から入力されたイメージを含む情報を統合して物に名前を付けている。
単語は人間の言葉の媒体として作られたものであり、実体の代わりに使われる情報である。

単語を含む言葉に完璧な定義は存在しない。
人間の五感と脳の機能は人によって違いがあり、時代、環境、成長過程、理解力等により変化するからである。ただし、理想となる定義を作ることは可能に思える。

知識 
知識は、イメージを含む単語などの言葉を蓄積させたものの総称であると考える。
使わないと保管されているだけであるが、調べる等の行動を取ると、知識は情報として扱われる。

 情報
五感から入力される刺激が神経を通って脳に伝わる電気信号などを初め、「ことば」はすべて情報である。命、人間、重力、電磁波、宇宙もことばの一部を構成する情報である。
人間は、あらゆる情報を人間の言葉に置き換えることにより、その情報を知り、理解し、活用している。

言葉

媒体
言葉の媒体は、人間の言葉を構成し、情報を伝えるもので、物の名前である単語、 文字、数字、文章、絵、音読、歌、話、考え、音楽、手話、言語などがある。


会話 
人間は会話により意思の疎通をしている。言葉で意志の疎通ができるのは、人が言葉を共通の伝達手段として学び、活用しているからで、会話は情報を伝え合う方法の一つである。

言葉により作られた考え(文章など)は、口、呼吸気管、声帯などの働きにより、情報を空気の振動に変え、声として伝えている。声は情報であり、言葉の媒体でもある。

考えは音として、文字による文章として、映像としても伝えることができる。


                 2. 脳と考える力
内容    知る、教える、学ぶ、考える、認識、感情、理解する、思い込む、信じる、 
   価値観、忘れる

知る
知るとは、情報を取り入れ、知識として、脳に蓄積すること。
知識を情報として活用すれば、目的、方法、手段等により人間にとって有益、有害など様々な結果がもたらされる 

教える
 
教えるとは「情報を提供する」という意味で、情報が教える側から教えられる側に一方向に流れることである。知識を活用し情報として提供することにより、受け取る側はその情報を知識として脳に蓄積する。

「教えることが、わからせることになる」と考えてきたことには、誤りがある
動物を教えることからわかるのは、教えても学ばないことである。
動物には覚える、また考えるための人間のような言葉がなく、基本的に学習能力が無いため、学ぶことができない。

繰り返しと飴とムチにより行動パターンを覚えさせ、躾(しつけ)ることはできる
それは、考えることなく、条件反射するように訓練することである。

どれ程教えても、学習することができない理由は、生命体それぞれに遺伝子による違い(制限)があるためと考える。

学ぶ
学ぶ、学習するとは、情報を取り入れ、知識として蓄えることを意味する。
学習する方法や手段は受け身の形を取るため、受動的である。ただし、学ぼうとする姿勢は自発的であり、能動的である。

人間には学習する能力がある。生れつき持っている脳の働きで、適切な情報を与えるだけで、自分から学び習う。強制する必要はない。

子供は、親を含め大人の模範をいつも見て、学習している。
学校の先生、友達、家庭のテレビ、ゲーム、漫画、飼っている犬や猫など、周りの環境から学んでいる。幼少からの成長期には学ぶことがたくさんあるため、考えることを含むバランスの取れた学習が望ましい。

考える
考えるために言葉が欠かせない理由は、脳が単語などの言葉により文章を作り活用するからで、考えとはその内容である。
考えは、言葉により作られるイメージを含む内容、想作のことである。

軽く、浅く考える、深く、深刻に考える等、考えるには、その内容、範囲、段階などの違い、意志、目的、希望等がある/ないによる違いもある。堂々巡りのように、考えに進展のない場合もある。

考える
思考するは、受け身の学ぶ、学習することとは違い、基本的に自分から作り上げていくことで、自発的でありまた能動的である。
思考するは、学ぶ、学習することの次の段階に進むことを意味し、新たなものを作り出し、結果を残す理由でもある。学ぶと考えるが同時進行している場合もある。

考えることの大切な一面は、 自らの間違いを見つけ、進んで反省し、自分の認識を変えていくことである。ただし、模範がなく反面教師のようになる場合、子供に多くの時間と労力を課すことになるため、社会環境には理想となる模範を必要とする。

認識
認識とは、脳の思考と感情の両方の働きを表し、昔の人は心と表現した。
何かを決める際には通常思考による認識が優先されるように思える。
認識の作りは人それぞれ作られる過程が違うため、人の認識は同じではない。

感情 
感情は、五感を通して入力される刺激に対する反応のことで、脳による認識の一面として作られている。価値観が問われると、認識は通常、感情による価値観の反応を示す。

思考により感情が制御される場合は広くみられる。反対に、感情が思考に影響を与える場合もある。犯罪に至るケースや、争いの理由にもなる。情熱は行動の原動力になる。

価値観
価値観は、人間の思考と感情が作り出す認識による反応、判断を意味する。

価値観は思いこみにより作られるため、在ると思い込めば在るようになり、無いと思い込めば無いようになる。認識の強さ次第でどちらにも変わってしまうものである。
時代、社会環境、国、地域、民族、教育、常識等により作られるため、価値観は人によって異なる理由であり、感動の理由にもなれば、戦争の原因にもなる。

美しい、醜い、可愛い、汚い、などの表現は、好き/嫌いに基づく人の持つ認識による感情表現で、それは対象そのものにあるのではなく、人間の脳に認識としてある。しかし、現在、社会環境が対象にあると思い込ませている。

価値観は幼少の頃より、両親を初め社会環境を通して植え込まれるため、国、民族、宗教、その常識も、それが正しいものになってしまう。それは偏見のことである。
価値観は、個人の経験等による学習や反省から修正される場合もある。


美しい、素晴らしいと感動できるのは、人間が持つ脳の機能であり、人生を豊かにする一面であると考えることはできる。しかし、その脳の働きは同じように、醜い、汚い、悪い、という認識、価値観を作り、敵を作り、弱者さえ殺害しても正しいと考えるようになる。
これが人類が理解し、解決しなければならない問題、重要な課題である。 
人が持つ価値観に、人間が恐ろしい存在になる理由がある。

理解
理解するとは、言葉、考え、事実などの対象に対し、脳の思考の働きにより、その作られた原因、背景、発展、他との関わり、結果など全体像をとらえることと考える。

思い込む

信じる
思い込むとは、脳により、言葉で考える部分に枠を設けることで、信じると同様の意味である。枠を設けるとは、思考を制限することで、その枠を超えて考えることができないようにする。

政治、宗教、信念など何かを信じることは、脳の自由な働きに特定の枠を設け、考えを制限し、その影響下に置くことを意味する。
結果として、自由に真実の追求をできないようにし、疑問を持たせず、鵜呑み(うのみ)にすることと同じ結果になる。
事実に対して盲目になること、事実に目をつぶること、騙されること、進歩をあきらめることを意味する。 

情報が少なかった時代、わからないことは多く、信じる以外に方法は無かったことは理解できる。昔は実体の意味がわからず、理解できず、無いものを在ると信じるしかなかったことも多かった。 しかし今、全ては追求する対象であり、信じる対象ではない。

自然界はあるがままの現実である。偏見である価値観を持たなければ、そこから事実を学ぶことができる。

信頼する
信頼は信じることではなく、人が言葉(約束)を守ることの上に築かれるもので、信用するための土台であり、未来を作る上での基礎である。
人間には間違いがあることを前提に信頼を築いていくことが人間としての責務である。
間違いはあっても、十分信頼することのできる人はいる。

すべての人が謙虚で誠実であれば、人間の社会ほど信頼に値するものはない。

忘れる 
特に考えたことはなかったが、忘れるのは、脳細胞が有限であり、全てを記憶するようには作られていないためではないからかもしれない。無意識にまた意図的に、あえて思い出さないようにすることで、忘れる場合もあるように思える。

記憶はイメージを含む言葉で作られた情報、考えのことであるが、その記憶の中にあった実体の存在はすでに無いにもかかわらず、記憶として今も残り続けている。

脳は五感を通して現在という今の時間しか認識できない。
思い出は記憶であり、その時のその中にある同じ存在はすでに無い。
忘れるのは、存在という実体が無いことと関係があるのかもしれない。


更新が行われたときの案内例
更新時期  分類番  言葉  内容 
2024年
10月
 
2  世界  世界」とは、人間の持つ入力器官の五感により脳が認識する領域、範囲を表す。脳の認識の成長と共にその領域は絶えず変化し続けている。

世界が変わるのは、言葉を学び、理解することにより、認識する領域、範囲が変わるためであり、言葉には、世界を変える力があるという意味である。  


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