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マイケルアレフのことばの不思議な世界

マイケルアレフの思い

* 未知なる世界を解くカギは人間の言葉にある
人間の考えを可能にするのは言葉であるからだ。
今までに作られてきた考えにはたくさんの誤りがある。
正義という考え(単語)は一つの誤りの例として説明してきた。
誤りの考えは在るがままの真実を隠す。


* 正しいという言葉にさえ間違いがある
正しいとは、現時点で修正を必要としていないと考えること、
間違い、誤りとは、現時点で修正を必要とすると考えることである、



* 人の考えは、その人の成長と共に変わる必要がある。
考えに変化がなければ、人間として成長していないことになる。
 

* 約束には二つの重要な意味がある。一つは責任を負うことであり、もう一つは、自分の未来を作ることである。


* 真実、それは人間の世界の価値観で考えることではない。

人間の世界の価値観で見るから色眼鏡で見ることになり、あるがままの真実が見えなくなる。



* 苦しい時期を乗り越え、やっと静かで平安な時を迎えられたと思っても、人生はそこで終わらない。人間は生きている限り、新たな展開が待っている。


* ヒトゲノムにより人間の子として産まれても、
人間に育てられ、人間の言葉と人間としての教育を受け、自ら学習しなければ、人間にならないし、人間になれない。

ヒトゲノムは必ずしも人間であることを意味しない。
それは高度な知能を持つ生命体に成長する可能性を持つ遺伝子である。
人間はその遺伝子により人間になり、人類として存在している。
なぜその遺伝子を受け継いだのかはわからない。
ヒトゲノムがその初めに何であったのかは今後の研究課題と考える。

創世記の記録から読み解く神の真実の姿 Part I の中に
天地の創造者として出てくる神は、人類の先祖、人間であると書いた。


* 何を信じてもかまわないという時代は終わった。
信じることに間違いがあってはならない。

人間に間違いはたくさんある。それが許されるのは修正できるからだ。
人間に間違いを信じることは許されていないのは、信じることは修正を困難にし、その多くは修正を不可能にする

自分の信じていることに間違いはない、絶対正しい、絶対間違いはないと信じることはよくある。今までに起きた日本赤軍、オウム真理教、イスラム過激派などによる殺人が肯定されてきたのは、自分たちに間違いはないと確信し、信じたからである。

ロシアの指導者がウクライナを侵略し始めたのも自分たちが正しいと信じたからだ。過去に起きた戦争は同じように、自分たちの価値観を間違いないものと信じたことにある。

間違いを信じる
ことは、人間として、人類として許されることではない。

人間は有限であり、絶対はあり得ない。しかし、信じることは、完全、永遠、絶対正しいがあり得るようになる。それは誤りを信じていることと同じである。



* 相反する考えを間違いのないものとして受け入れることができるのはなぜか?
その理由は、信じることにある。
正しいと信じるのは、その内容がわかっていない、理解していないからである。
正義を信じることも、理解していないからである。
戦争を始められるのは、自分の考えを正しいと信じるからである。
信じることが騙されることと同じである理由は、
わかっていない、理解していないことにある。
人類がこの事実を知り、理解することができれば、信じる必要は無くなり、戦争はなくなる。


* 人間はただの生命体として生きているのではなく、知的生命体として生きている。


* 人間は生きるための協働社会を必要とし、制限、制約を必要としている。それが責任を生じさせている。責任の意味である。
人間の責任の自覚は社会を維持し、生きていくために欠かせない。 


* 人間は優越感に操られている操り人形のようである。
自分が利己的であっても、その動機に気付かず、自分が正しいと信じて行動している。


* 敵はいない。しかし、人の持つ価値観により、敵は作られる。
人間に良い悪いはないが、悪があると思い込めば、あると信じて行動し、敵を作る。これが人間の姿である。
人間は恐ろしい存在になれる。それが人間である。 具体例


人間は皆、人間の意味もわからずに、自分は人間であると思っている。
人間の意味がわからないなら、人間であることはわからない。
ヒトゲノムは環境に適応する知的生命体の遺伝子である、と考える。
知的生命体には、情報のシステムである「ことば」により考える能力がある。

教育とは、学習を通して人間の意味と人間社会の目的を学び、考えることにより、自発的に責任を自覚し、受け入れ、果たそうとする認識を持つよう助けることである。

人間の大人とは、年齢ではなく、人間社会に対する責任を自覚し、行動によりその責任を果たす人のことを言う。