昔からそして今も牛や豚や鶏などの生命体を大量に殺して食べているという 現実を認識するために 屠殺場(とさつ場)の見学に子供達を連れて皆で行こう‼ これは命について書いた内容に基づいて出てきた一つのアイデアであり、実際に許可されるかどうかを初め、詳しいことはわからない。しかし、命が大切だと言う意味を知るためには、具体的なことだと思える。「命を殺してはならない」などという考えを正すために、現実を知ることが最善だとも考えられる。 この体験ツアーのアイデアは今までにないものかもしれない。新しいものには参加者が集まるかもしれない。誰か企画してみたらどうか。 やり方によっては非常にためになる、興味深いツアーになる可能性がある。 綺麗ごとに飽きた人には面白い現実のツアーになると思える。 親の勝手な思い込みで子供に「かわいい」動物を見せるのではなく、現実を見せることができる。大量の牛、豚などを殺して食べていることを認識するためである。命を直視するためである。 どういう影響を与えるかは、実際にはわからない。 個人が幼少の頃、自分の家で飼っていた鶏を殺したのを見て、それ以来およそ10年、肉が食べられなくなった。時代も今とは違い、当時は日本は貧しく、食べ物も豊ではなかったので、好き嫌いは、我がままだと思われ、親から厳しく叱られた。 それ故、事前の学習は欠かせないだろう。現実を知ることは大変厳しい面もある。 しかし、理解できれば、みんなで楽しく見学することさえできるように思える。 忘れてしまっている人間の本質を振り返って考える機会になるのではないか。もしかすると今までの人間という常識に変化が生じて、違ったものの見方ができるようになるかもしれない。 見学の後、みんなで抱えている問題、国際社会の問題から身近な話題まで話し合えば、今までとは違った意見が出ることもあるのではないか。 見学の後ですぐに食事をするのも、改めて人間はたくさんの動物の命を殺して食べていることを認識し、命のありがたさを思うことができるかもしれない。人によってはかなりきついことかもしれない。 いずれにしても現実を認識することは重要なことであると考える。 マイケルアレフ 2018年3月 |