「ことばの認識は、世界を変える」と書いた理由 ことばの認識は世界を変える Part I の中に次のように書いた。 ヘレンケラーとことばに関連して 「ことばにより考えることは「ことば」の意味を理解し、自分の誤りに気付かせる助けになった。自分の誤りに気付けば、素直にもなれる。信頼が生まれ、教えをよく受け入れ進歩する助けになる。自分の誤りに気付くことこそ、進歩の基本である。それは人間としての歩みにつながる。」 ことばに対する認識を深めることは、自分の誤りに気付かせる助けになる。 「正義」について考えた時に、類似のことを書いた。正義のことばの意味を認識すれば、破壊に至る過ちを犯さずにすむかもしれないと。 同じなのに違うとはどういうこと? と題して1+1=2の説明を試みた。これも「同じ」ということばの意味について解説だった。簡単だと思いこむことの間違いについて書いた。 「だれが大きいリンゴをかけるかな」の中でも、この答えは無いことについて。誰も大きいリンゴをかけない理由、形容詞「大きい」の意味について説明した。 幸せを理解することが、幸せでいられる理由 ・ ・ ・ 幸せということばの理解が、幸せには欠かせない理由について説明した。 ことばの意味を正確にとらえることができるなら、間違いに気づき、改善する道が開かれるように思える。 これは正誤問題のようなわけにはいかない。なぜなら個人の認識が深く関係するからである。 単に間違えているということはわかっても、理解していることにはならないからだ。 自分の誤りに気付くことこそ、進歩の基本である。それは人間としての歩みにつながる。 ことばによる思考は人を動かす大きな力である。思考による知力は人類の進歩に欠かせない。 「ことばの認識は世界を変える」と書いた理由がここにある。 マイケル アレフ
|